31日 1月 2016 筆ペン作品(手本)集~百花繚乱~ 聴暁角 辺地に霜が降りて、昨夜のうちに関塞の楡の葉を落としてしまった。暁を知らせる角笛の音、そして城の真向かいにはポツンと一片の月。数限りない辺地の大雁の群も、笛の音に感動して、むげに飛び過ぎるのをためらっているらしい。何しろ秋風が「小単于」の曲調の中に吹き入っていよいよ悲しい音となったのだから。 tagPlaceholderカテゴリ: 筆ペン作品, 手本, 集~百花繚乱~ コメントをお書きください コメント: 0
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